新世紀エヴァンゲリオン 蒼い瞳のフィアンセS 第3部 ゼーレとの戦い−激闘編− 第41話補完 ナンバー2 「大佐っ!それは本当ですか?」 「ああ、事実だ。私は盟主様から直接聞いたのだからな。」 「我がSAGのナンバー2が入れ代わるなんて…。」 「ああ、私も信じられんよ。だが、ジャッジマンよ。事実だ。受け止めるしかない。」 「で、新しいナンバー2の出した条件とは何ですか。」 「碇シンジの命だ。」 「えっ!」 「誤解するなよ。碇シンジの命の火が消えた時、盟約は破られるとのことだ。」 「ああ、なるほど。それなら分かります。」 「だから、分かっているとは思うが。」 「ええ。碇シンジのガードをさらに強固なものにします。」 「頼んだぞ。アメリカやヨーロッパの仲間も、頑張っていることだしな。」 「はっ。全力を尽くします。」 「これがうまくいけば、我が組織は飛躍的な発展を遂げるだろう。 それが君の双肩にかかっている。頑張ってくれよ。」 「はい。必ずやご期待に沿えるようにいたします。」 ジャッジマンは一礼すると、部屋を出た。 次話に続く ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― written by red-x